お金くれるパパ

今日も朝、パパは私に一万円くれた。高校生でも財布に一万円位入れていないとダメだと言う。何があるか解らない。帰り道いきなり痴漢に襲われるかもしれない。そんな時タクシーを呼んで逃げなさいと言う。
そんな時に都合よくタクシーが居るわけがない。多分男友達が私によからぬ行為に及んだ時の事を考えているのだと思う。男友達と遊ぶのは渋谷とか原宿とかの繁華街だから、タクシーは流している。

だけど本当のパパもお金くれるけど、別のパパもお金くれる。別のパパとは、契約してるおじさんだ。年齢は本当のパパと同じくらい。40代後半だ。会社では相当な位置に居て、部下は百人を超えている。会社で使えるお金もたっぷりあり、領収書があれば何にでも使える。

食事やコンサートや高級外資系ホテルや、服やバッグやジュエリーや時計。海外旅行にも連れて行ってくれた。出張扱いらしい。社内では誰もこれに意義をはさめない存在だ。

私は高校生なのに、パパと行く場所ではレディとして扱われ、相当年齢の高い男性にも深々とお辞儀をされた。
パトロン

このパパもお金くれるパパである。デートの度に5万円くれる。その他に相当お金を使っているのだが、現金をちゃんと私にくれる。

現金とはなんだろう。プレゼントとは何が違うのか。

現金はそれをそのまま別の誰かに渡せる。その別の誰かはその現金の価値をそのまま受け取れる。プレゼントはそうはいかない。

例えば高級バッグを別の誰かにあげても、そのバッグが気に入らないなら何の価値もない。買い取り屋に売るのがせいぜいだ。

現金が、例えば1万円札10枚の束が気に入らないとか、好きでないとか、言う人はいない。

だからお金くれるパパなのだ。

ホ別イチゴ
援デリ